スペイン滞在記 クリアドール編

クリアドールの子達がマドリードを発ちました。

仲良くなり過ぎてしまい寂しい笑


ミツコーチにいたずらはできない言うて僕のベッドを占領


ミツコーチがお土産に買ってきてくれたお菓子を食われる

白アリが出た言うて部屋を占領


可愛いすぎる。


今回彼らは世界と闘う貴重なきっかけを自らの足で体感できました。

世界の子達はここから更に競い合い成長していく。

日本の子達は現実に戻り、同じ体格や技術、ハートが近い選手とやっていく事になる。

今まで同様にやっていても差は必ず開く一方。

ただ今回のきっかけをどう捉えていけるか。

日本にいる周りの選手を基準に見る事なく、世界を意識し続けられるか。

それはピッチ内外で言えること。


フットボールと音楽で開会式ですら野外フェスになってしまう国スペイン。

音楽流れたら体揺らし口ずさみ

子供が出てきたら太鼓と共に声援を送る。国籍や性別。年齢は関係ない。みんな楽しんでる。それを他人事として見てしまう日本人とその大人。それ教え子は見ていますよ。指導者が楽しみ方も教えないと。大切な社会学。人間学だよ。


最終日の夜ごはん。

ほとんどの子供達がこんな状態。


食べる事にもストイック差が足りない。この数時間後にお菓子を食べていました。弱い。

お菓子を食べるなとは言わない。

出された物を食えとは言わない。

飯が目の前にある事を当たり前に思うな。

白米が食べたい。

それは当然だ。だけど1日たちゃ食えるだろ。

ハングリー差が足りない。


今回ミツさんとずっと一緒にいてピッチ内外の事を色々話した。

ミツさんも日本代表としてたくさんの経験をしているし、選手としても誰よりも追い込めるし、オンとオフを切り替えられる知的さと野生的なモノを持っていた選手。

やっぱり自ら体感している人の言葉は重みがある。

きっとそれは子供たちも改めて色々な発見に気づけたはず。

ピッチ外の事を伝えられるコーチがどれだけいるだろうか。

ココに今後のヒントがたくさん隠れている様な気がする。

僕自身も沢山の比較を確信できる時間になりました。

クリアドールの子達が1年後どこまで突っ切れているのか。

凄く楽しみ。


クリアドールの子でも海外でプレーしたい、帰りたくないと言ってた選手もいました。

そんな想いも深く考えなければいけない。

可能性を広げてあげたい。

今自分にできることはクリアドールの子達が自慢できる、夢や目標の後押しのためにも俺はスペインで勝たないといけない!

カッコつけるが彼らのエネルギーになる要素は少なからずあり、このタイミングでは俺にしかできない事なんだと思う!


クリアドールの選手、親の皆さん

スポンサーさん

ミツさん

本当に楽しい時間ありがとうございました。